姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
今までは、目にしなかったワイドショーや週刊誌、ネットの掲示板、

若手注目株の四角関係は、面白可笑しく推測され、矛先は、兄であるガクにまで及びつつあった

気にしなければ良いと思いながら、目につく、耳に入る

ガクが用意してくれた食事も喉を通らず、ミックスジュースだけを口にして、地下のフィットネスルームへ向かった

証明を落とし、キャンドルを灯し、日向のCDをかける
姫花は、ヨガマットの上に座り、瞼を閉じた

何も考えずに、潰れかけた心を休ませる

みんなは大丈夫かなぁ…

姫花は、落ち着いていく精神の中で、やっと騒がれている他の三人の事が気になった
< 87 / 223 >

この作品をシェア

pagetop