姫☆組 2nd (姫シリーズVol.2) 【完】
「なんか… 誰かに恨みでもかったみてぇ…」

賢次がポツリと呟いた

龍馬はその言葉に、ハッと息をのみ、顔をあげた

「どうした?」

みるみる歪む龍馬の表情に潤也が気付いた

「あぁ… そういう事か…」

と龍馬は頭を抱え項垂れた

「龍馬… 話せ」

ガクの有無を言わせない言葉に顔をあげた龍馬

「みんなに言ってないことがあってさ…」

と重い口を開いた
< 93 / 223 >

この作品をシェア

pagetop