世界は僕らを笑っている
プロローグ
今から三年前

地球の5分の1にポッカリと穴が空いた

それだけでは終わらない

その穴からこの世のものではないものが
出てきた

それは

泥のような

死体のような

動物のような..

そしてそれらは残りの人間を連れていく

憧れか

憎しみか

それは分からない


人々は言った

「地球を壊しすぎた」
「神がお怒りになった」
「私たち人間のせいだ」

「生き延びるためにはこのバケモノを

殺さなくては..」
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