死線ーシセンー(スローペースで更新)
「笠原くんには明日から、しばらく自宅謹慎をしてもらう。今回の罪を反省して、二度とこのようなことがないようにするように」

「本当にすみませんでした‼娘にはキツく言いますので…」

「起きてしまったことは仕方ない。今後は気をつけるように。分かったな?笠原くん」

「……はい」

もう私は素直に答えるしかなかった。

何を言っても信じてもらえないってことは、もう十分わかってる。


「お母様はもう帰って頂いて大丈夫です。後は家でよく話し合ってください」

「はい、じゃあ失礼します……」

ママは再度頭を下げて帰っていった。
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