死線ーシセンー(スローペースで更新)

｢どうして……!？あんた、奈美と何なの!？｣

｢黙れ‼気安くあの子の名前を呼ぶな‼｣

｢……っ‼｣

｢何故私がこんなことするかって？理由は簡単よ。あの子の笑顔を奪い、命までも奪ったからよ‼これは私の復讐なの‼｣

｢死んだのはあの子の意思でしょ？勝手に死んだくせに、私達のせいにされても困る｣

｢黙れっていうのが分からないの!？｣

コイツは更に私を睨んできて、首に手をかけてきた。


｢うぐ……っ‼｣

｢あの子は私の生きがいだった…。本当はこんなもんじゃ全然満足できないのよ‼ただあなたを殺すだけじゃ、私の怒りはおさまらないのよ‼｣
徐々に首を絞める力を加えてくる。