死線ーシセンー(スローペースで更新)
この時ハッとした。

私の将来の夢は、こんなにもすぐ近くにあったのに。

なんで現実から目を逸らしてしまってたのだろう?

今更気づくなんて遅いよね。

もういいや。

ママに私の存在を否定された今、生きてる意味なんてない。


もしも私が奈美のことをいじめていなければ……。

こんなことにはならなかったのかな?

奈美も今の私のように辛い思いをしてたのかな?

ごめん……奈美。

あなたが傷つくような言葉をたくさん言ってきたね。
< 127 / 153 >

この作品をシェア

pagetop