死線ーシセンー(スローペースで更新)
私にとっても、大切な親友で自慢の子だった。


そう。


あのことが起こるまでは……。


アレをきっかけに、私は奈美のことを心から信じられなくなった。


今思えば、あの日から始まっていたのかもしれない。


これから起こる惨劇が。



奈美が亡くなってから、私達の周りは異変が起こり始めた。


おかしな現象が起こることもしばしばあったり。


そして、いつも誰かに見られているような、視線も感じたりして……。


それもかなりの殺意のもった鋭い視線……。
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