死線ーシセンー(スローペースで更新)
早く奈美との夢を叶えたい!!

そう思って頑張ってきた。



なのに……。


それなのに……。



私たちの夢が果たされることは、二度となかった。




ーー今から一週間前の出来事。


突然奈美から電話がかかってきたの。


「もしもし?……奈美?」


「………」


電話の向こうの奈美は何も発しず、黙り込んでる。


いつもと様子が明らかに違う。


さすがの私もすぐに異変を感じた。
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