死線ーシセンー(スローペースで更新)
「ん?誰かスマホ鳴った?」
そう思って見渡してみると、

「あ‼私だ‼」

夢のスマホだったようで、早速チェックする。



しかし次の瞬間、夢はスマホを地面に落としてしまった。

そして夢の顔が瞬く間に青ざめていくのが一目で分かる。



「……」

夢は体が硬直しているのか、ビクともしない。

「夢……どうしたの?」
心配になって夢の肩に触れようとしたけど。

パシン。


夢の手によって拒絶される。


「いや……‼触らないで‼」


「…え…ちょっと、夢どうしたの‼?」


「おい夢大丈夫か?」


「何があった?」
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