年上彼氏の甘い罠

「まー、上原が納得してるんならいいんじゃね?つかさ、五十嵐さんに気に入られちゃってるけどなんかしたか?」

全然嬉しくないし
心当たりも全くない

「何もしてないよー。ただ、雅也と別れ話した喫茶店でナンパ的なことされただけで。」

そういえばその時から私の名前知ってたような
雅也が呼んだの聞いてただけかもしれないからわかんないけど

「それで朝の会話に繋がるわけか。五十嵐さん、入社して彼女いたことないっぽいから他の課の女子が騒いでたからさー」

はっ?
他に接点ないはずだけどなー

「ほら、着いた。五十嵐さんとの接点考えるの終わってからにしてな」

「うん!」

仕事、仕事!
よし
切り替えないと!!



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