年上彼氏の甘い罠

『ちょっと、千夏飲みすぎ。もしもし五十嵐さん?ごめんなさい千夏が』

声聞くだけでも可愛いだろ

「大丈夫。今、話せる?」

しょうがないから正直に話すか

『あっはい大丈夫ですけど』

焦ってるなーこれ

「あの時はありがとう。お弁当すごく美味しかった。」

やんちゃしてたことこれでバレるな
まー栞ちゃんを手にするなら仕方ない

『やっぱり五十嵐さんだったんですか?このタイミングってことは千夏に聞いたんですね?』

「ああ。」

『えっ!ってことは初恋の話も?わっ!恥ずかし』

初恋のはなし?
それは聞いてないぞ

「初恋は聞いてないよ。安心して。けれど栞ちゃんの初恋気になるな」

焦ってる栞ちゃんも可愛いけどな

『えっ?言わないですよ!気にしないでください!』

そのうち聞き出すか
もうこんな時間か
明日も仕事だし寝かせてやらないとな

「栞ちゃんの初恋の相手に嫉妬しそうだから聞かないでおく。明日も仕事だし早く寝ないと」

『そうですね。今日は千夏がすみませんでした。おやすみなさい』

「おやすみ。良い夢を」

やばい
可愛すぎる
俺をこんなに夢中にさせるのは栞ちゃんだけだな

さっさと支度して寝るか
興奮して眠れんとか
まじで中学生
やべっ



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