側弯症のおはなし
装具をつけ始めてから、私は私なりに自分が少しでも周りにとっての「特別な存在」にならないように努力をしました。
それでもやはり、無理なものは無理があります。
プールでは流石に装具は付けられないので、保健室へ行き養護の先生に一度外してもらってから水着に着替え、授業が終わったら一度制服に着替えてから保健室へ行って付けてもらっていました。
つまり、私は装具の付け外しをしている時間だけ、他のみんなより遅れている事になります。
後から授業に参加してくれば当然目立ちます。
そういう事が積み重なって、段々と自分がみんなの中で「特別な存在」になっていってしまうのではないか、と思うのです。
それでも無理なものは無理なんです。
もともと行動の遅い私でしたので、授業に遅れても良いということに安心していました。
でも、それでも今度は罪悪感がわいてきます。
みんなは決まった時間からしっかり授業を受けているのに、自分だけいつも遅れていて良いのか?と。
それで、ちょっとした自己嫌悪に陥る訳です。
それでもやはり、無理なものは無理があります。
プールでは流石に装具は付けられないので、保健室へ行き養護の先生に一度外してもらってから水着に着替え、授業が終わったら一度制服に着替えてから保健室へ行って付けてもらっていました。
つまり、私は装具の付け外しをしている時間だけ、他のみんなより遅れている事になります。
後から授業に参加してくれば当然目立ちます。
そういう事が積み重なって、段々と自分がみんなの中で「特別な存在」になっていってしまうのではないか、と思うのです。
それでも無理なものは無理なんです。
もともと行動の遅い私でしたので、授業に遅れても良いということに安心していました。
でも、それでも今度は罪悪感がわいてきます。
みんなは決まった時間からしっかり授業を受けているのに、自分だけいつも遅れていて良いのか?と。
それで、ちょっとした自己嫌悪に陥る訳です。