ニセモノお兄ちゃん
知らない
「おはよ!莉海(リミ)」
「おっはー。」
いつもと変わらずだるい朝だ。
私、園田 莉海は肩に着くぐらいの茶色がかった髪の毛さえも重く感じるほどだるかった。
「おい、園田。耳はなんだ!!」
学力も中の上とそんなに悪くない私だが、自宅から1番近い公立高校へ進学した。
私は髪の毛も茶色く染め、耳にはピアスという典型的な問題児だ。
「はいはいすみません。」
先生ももう諦めている。
私を更生できる人なんてもういないだろう。
でも、私が悪いんじゃない。
環境が私を変えただけ。
「おっはー。」
いつもと変わらずだるい朝だ。
私、園田 莉海は肩に着くぐらいの茶色がかった髪の毛さえも重く感じるほどだるかった。
「おい、園田。耳はなんだ!!」
学力も中の上とそんなに悪くない私だが、自宅から1番近い公立高校へ進学した。
私は髪の毛も茶色く染め、耳にはピアスという典型的な問題児だ。
「はいはいすみません。」
先生ももう諦めている。
私を更生できる人なんてもういないだろう。
でも、私が悪いんじゃない。
環境が私を変えただけ。