近くて遠い

「なぁ、陽斗」





「ん?」





「お前のクラスにさ、いっつも2人でいる奴いんだろ?」





「あー、藤川と……確か…宮日?だっけ?」





「あ、そうだ。宮日だ。」





「は?宮日がどうかした?」





「いやー、昼にお前のクラス行っただろ?そんときに目があったんだけどすぐ逸らされてさー」





「なんだ?お前。宮日のこと好きなのか?」





「違うから」





「おいおい、そんなんサラッと言うなよww」
< 31 / 79 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop