近くて遠い

「うん…わかった」





るうは仕方なく唯衣ちゃんの部屋に行った。




「お待たせ〜」





「部屋、変わらないね」





「そうかな?そこ座って」





「うん」





「琉愛…勉強以外でもなんかあったでしょ?」





「え?なんで?」





「だって、琉愛が勉強教えてなんて珍しいじゃん?」





「そんなことないよ!」
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