近くて遠い

「う〜ん…そうだね〜人が多い時とか、よく下向いてるかな。だから…癖、なのかな…?」





「……だよね〜」





その日から、るうは顔を上げるようにした。





そして……毎日のように優雅くんの方を見てしまっていた。





これは、るうの初恋なのです。





・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・





俺は、小さい頃からサッカー一筋だ。





今でもそう。





中学になって恋愛だとか言ってる奴は、どうかしてると思う。





俺はそんなんに興味ねぇ。
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