近くて遠い

「本当かなぁ…自信ない…」




「あ、ほら、もう時間やばいんじゃない?」




時計を見ると、6時だった。




「あ、ほんとだ!唯衣ちゃん!今日はありがとう!!」




「いえいえ、またおいで。今日頑張ったから、明日からいっぱい遊べるんじゃない?」




「うん!」




るうたちは、話しながら階段を降りた。




「じゃあね」




「うん!バイバイ!…お邪魔しました」




そう言って玄関を出た。
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