近くて遠い

お母さんが下から叫んだ。





「はーい!!……夏那、行こ!」





「え、待って!どこ行くの?」





「えっとねぇ……遊園地!!」





「へ?!」





「実は、ずっと内緒にしてたの!」






「嘘!!連れて行ってもらえるの?」





「そうだよ!!」





「やった〜!!!ありがとう!」





「荷物持った?早く行こ!」
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