私の気持ちと君の想い
相談
私達は、晴翔くんの家を後に
明莉の家に1度より、隣にある喫茶店に入ることにした。
「どうしたの?急に」
私は、メニューを開きながら そう明莉に聞いた。
「いや、あのね?どう、思ってるのかなって」
「どうって?」
私は、勘が鋭いわけじゃないから
直球で言ってくれないと、わからない時がある。
「だから、吉澤くんと九条くんのこと!」
「私は、和輝くんのことが好きだよ」
「本当に?自分の心に嘘ついてない?」
「ど、どういうこと?嘘なんかついてないよ」
「思い込んでるんじゃないの」
「思い込み……?そっ、そんなことないよ…!」
一緒にいると楽しくて
和輝くんとまた付き合えて、私は……嬉しいよ?
「でも、最近 また前みたいに不安になってるのは確かでしょ?」
「な、なんでそれを……」
「さすがに椿の事は、見てればわかるよ」