私の気持ちと君の想い
気分が上がったまま、受けた授業は
あっという間に終わった。
「ねえ、雨水さん。
また、頼みたいんだけど。
プリント、お願い出来ないかな……?」
メガネをかけた学級委員長。
そう言えば晴翔くん、まだ風邪引いてるんだ。
「ごめん、今日は行けない。
誰か代わりに行ける人探して?
今日は、和輝くんと帰るって約束してるから」
「そっか、より戻したんだよね……
そんな大切な時に、ごめんね。他の人当たってみる……」
私は、トイレの鏡で髪のチェックをする事にした。
「どこもおかしくないよね……?
一緒に帰るの楽しみ!」