私の気持ちと君の想い
「ねぇー、お姉ちゃんたち!
お話終わったぁ〜??まだぁ〜?」
頬をふくらませて、まりちゃんが聞いてきた。
「あ、もう終わったよ!
何して遊ぼっか?」
「う〜ん、お料理ごっこしたい!」
「お料理ごっこ?」
「うん!……だめ??」
泣きそうな顔で聞いてきた。
だめ?って、その顔……。反則!!
可愛すぎるから。
子供ってこんなに可愛いんだ。って改めて思った。
「いいよ!お料理ごっこしよっか!」
「やったぁ〜!!つばきお姉ちゃんすきー!」
「か、かわいい……」
そういえば晴翔くんの姿が見えない。
「ねえねえ、まりちゃん。晴翔くんは?
どこいったのか知らない??」
「お兄ちゃんなら、部屋に行ったよー
呼んできてあげよっか??」
「あっ、大丈夫!私が行くから!
まりちゃん、もうちょっと待っててね。
後で遊んであげるから」