私の気持ちと君の想い





ベットに横になると、晴翔くんの匂いがすごくした。




ぎゅってしてもらった時




すごくいい匂いするなって思ってたんだよね。




なんだか、落ち着く……。




「……ぃ…お…ぉ………ぃ…おー……い」




目を開けると目の前に晴翔くんの顔があった。




「んえ?……あれ、私……いつの間に寝てた……?」




近い……。




私、いつの間にか横向いて寝てたんだ。




「お昼ご飯、出来たって

家で食べてけよ」




「えっ、いいの?」




「いいよ、お母さんもう作ってあるって」




お母さん、今日家にいたんだ。




お姉さんにしか会ってない……。




「どうぞどうぞ、好きなとこ座ってー」




お母さん、初めて見た……。




「はじめまして……!

わざわざありがとうございます!」




「たいしたもの作れないからあれだけど

いっぱい食べてってね」




「ありがとうございます!!」









「ごちそうさまでした!」




つい、おかずが美味しくて




よくご飯が進んで、おかわりしちゃった。




「ありがとうございました、片付け!手伝います」






「いいのかしら?助かるわ〜

いつもお姉ちゃんがやってくれるんだけど

何でもかんでもしてくれるから休ませたくて

手伝ってくれるかしら?」




「そうなんですね……

はい!手伝います!」









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