私の気持ちと君の想い
やばい。寝坊した……。
「すみません!!遅れました!!」
10分の遅刻。
「遅いですよ」
9時に起きる予定が
起きたのは9時50分。
15分で支度をして、5分で突っ走ってきた。
「……怒ってますか?」
「いえ、そうじゃないんです。
……ただ…………
いや、私の話はいいんですよ。
早く行きましょう」
何かを言いかけていたように見えたけど。
話をそらされてしまった。
お姉さんについていくと
そこは、明莉の家の隣にある喫茶店。
「ここでもよろしいですか……?
ここぐらいしか、お店を知らないので」
「あ、大丈夫です!入りましょうか!」
「そうですね」