私の気持ちと君の想い
「そろそろかな?結構時間経っただろ
下行くか?」
「あ、そうだね。行こっか」
私達は、一階に降りる事にした。
どうやったら決心付くのかな。
晴翔くんは、私がまだ吉澤くんの事を
好きなんじゃないか?って思ってるみたいだし。
晴翔くんの事好きって気付けたのになぁ……?
考え事をしながら階段を降りていると
「わっ……!?」
私は、階段を踏み外した。
転びそうになった所を、晴翔くんがとっさに、支えてくれた。
「怪我してない?大丈夫?」
「ふぇっ?だ、大丈夫!
あっ、ありがとうっ……」
自然と私を抱き抱える感じになってしまって、すごく距離が近い……。
ドキドキとした。
落ちそうになった恐怖から来るものなのか。
晴翔くんとの距離が近くてドキドキしてるのか。
正直ごちゃごちゃになりすぎて分からなくなっていたけど。
この気まづさから何故か沈黙になり
自分の体温も上がっていくのがわかった。