私の気持ちと君の想い
耐えきれなくなった私は
「も、もう大丈夫だから!」
そう言ってすぐに自分の体を持ち直し、晴翔くんから離れた。
晴翔くんは喋ろうとしなくて、不思議に思って顔を覗き込んでみると
晴翔くんも、顔を真っ赤にしていて
恥ずかしそうにしていたけど、どこか切ない感じに見えた。
沈黙が、さらに気まづくなってしまった。
「あれ?こんな所で2人して、何してるんですか?」
お姉さんが、私達を呼びに行こうとこちらに来たのだ。
なんとか助かったかも。
気まづいまま、どうしたらいいのか分からなかったから。
「ちょっと、転びそうになってしまって!
特に何も無いです!
でっ、でで、出来たんですか?」
「あ、そうなんです。
カレー出来ました!」
そう言うと
私の近くに来て