私の気持ちと君の想い
仲のいい友達
明莉の家に着くと、「ただいまー」と裏口のドアを開けながら明莉が言った。
それに続けて私と晴翔くんも、「おじゃまします」と口にした。
すると、お店をやっている表の方から
私達のところに、明莉のお母さんがやってきた。
「おかえりなさい、って あら…!」
明莉のお母さんは、驚いた表情を私達に見せた。
「おじゃましてます!!」と今度は、お母さんに向けて私は言った。
「ちょっと、椿ちゃんじゃないの〜!久しぶりじゃないかしら?最近来てくれないから会いたかったのよ〜?」
「来れてなくてすみません!いつもパン美味しく頂いてます!!元気が出るのでここのパン好きです!」
「椿ちゃんにそう言ってもらえると、やっぱり嬉しいわね」
明莉のお母さんは、嬉しそうに笑っていた。