私の気持ちと君の想い
私と話していて、今まで気づかなかったのか
晴翔くんの話題にならないので、あれ?と思っていると
「あら、気付くのが遅くてごめんなさいね、そちらの男の子は?」
男の子って言う年齢でもないけど……
「あっ…、私の仲のいい友達です!」
なんとなく“仲のいい”ってつけて言ってみた。
ちらっと、晴翔くんの顔を見たら驚いていた。
「はじめまして!椿と仲良くさせてもらってます!」
私のお母さんじゃなくて、本当は明莉のお母さんだけど……。
小さい頃から、私の面倒をよく見てくれていた。
なので私の第2のお母さん?
みたいな感じ…?って言えばおかしくはない。
「あら、そうなの??椿ちゃんは私の娘みたいな感じだから仲良くしてるなんて、嬉しいわね〜!どんどん仲良くしてあげてちょうだい」
そんな感じで話を終えて、私達はお母さんからパンを貰って、隣にある喫茶店に移動した。