私の気持ちと君の想い
「あのさあ、いろんな人に色目使わないでくれる?」
「使ってないですけど……」
「今日の朝、私が九条くんに告白したら、あなたの事が好きだからって断られたのよ!」
「そんな事私に言われても……」
「どう責任とってくれんの?」
「責任も何も……」
私達が言い争っていると……
「椿?なーにやってんの?」
そう言いながら晴翔くんがやって来た。
心配して来てくれたんだ。
「えっ、晴…九条くん……?」
先輩に何か言われるんじゃないかと思い、下の名前をあえて呼ばなかった。
「なんでいつもみたいに、名前呼んでくれないの?」
晴翔くんにそう言われて、戸惑っていると…