私の気持ちと君の想い
私達は、保健室のソファーに移り
お昼ご飯を食べることにした。
「いただきます」
やっぱり、どんな時でも明莉の家のパンは、私を笑顔にしてくれる。
元気が、心の底から湧いてくる。
そんな感じがする。
私は、 朝ご飯を食べていなかったので、余計に美味しく思えた。
とてもお腹が空いていたんだと思う。
パクパクとメロンパンを口に運び、コーヒー牛乳を勢いよく飲んだ。
「よし!元気出た!!先生、次の授業から出てもいいですか?」
保健の先生に聞いた。
「いいけど、また体調悪くなったら無理しないでちゃんと保健室に来ること!」
「わかりました」
「雨水さんは、すぐ溜め込む癖があるんだから絶対に無理しちゃだめよ」
バレてる……。
「は、はい……」
「安平さん、九条くん、ちゃんと様子見ててあげてね」
「はーい、じゃあ先生、教室行きますね!失礼しました〜」