【完】キミさえいれば、なにもいらない。
*俺と付き合ってください。
「キャーッ!彼方くん!」
「カッコいいーっ!」
体育の授業中、男子たちのサッカーの試合が始まると、グラウンドが一気に熱気で包まれる。
コートの周りには男子を応援する女子達が大勢取り囲んでいて、次々と黄色い声援が飛び交っていた。
私たち三組は体育の時、毎回一ノ瀬くんのいる一組と合同だから、いつも女子たちの盛り上がりがすごい。
今行われている試合もちょうど一ノ瀬くんが出てるから、見学する女子のほとんどがアイドルを見るような目で、彼のことを応援していた。
「ねぇ、見た?今の彼方くんのシュート!超カッコよかったね~!」
隣でその試合を見ていた璃子も、目がハートになってる。
「う、うん」
でもたしかに、こうしてサッカーをする一ノ瀬くんの姿はカッコよく見えるし、とてもキラキラしてる。
本人が前手紙で「趣味はサッカー」って書いてたくらいだから、元サッカー部なのかな?
素人目に見ても上手なのがわかるし、きっと運動神経がいいんだろうなと思う。
「カッコいいーっ!」
体育の授業中、男子たちのサッカーの試合が始まると、グラウンドが一気に熱気で包まれる。
コートの周りには男子を応援する女子達が大勢取り囲んでいて、次々と黄色い声援が飛び交っていた。
私たち三組は体育の時、毎回一ノ瀬くんのいる一組と合同だから、いつも女子たちの盛り上がりがすごい。
今行われている試合もちょうど一ノ瀬くんが出てるから、見学する女子のほとんどがアイドルを見るような目で、彼のことを応援していた。
「ねぇ、見た?今の彼方くんのシュート!超カッコよかったね~!」
隣でその試合を見ていた璃子も、目がハートになってる。
「う、うん」
でもたしかに、こうしてサッカーをする一ノ瀬くんの姿はカッコよく見えるし、とてもキラキラしてる。
本人が前手紙で「趣味はサッカー」って書いてたくらいだから、元サッカー部なのかな?
素人目に見ても上手なのがわかるし、きっと運動神経がいいんだろうなと思う。