【完】キミさえいれば、なにもいらない。
*仲良くなってよ
次の日。いつものように学校に行ったら、璃子が少し慌てた様子で私の席にやってきた。
「おはよう!雪菜」
「おはよう」
「ねぇ、聞いた?昨日大変だったらしいよ!」
「え?何が?」
昨日?大変?
「彼方くんが他校の不良男子に絡まれて、殴られたんだって!!あのキレイな顔に傷付けるなんて、ほんとひどいよね~!」
「え……」
どうやらさっそく昨日の出来事が噂になっているみたい。さすが人気者な彼のことだけある。
「なんか朝見たら顔に絆創膏貼っててさ。痛々しくてかわいそうだったよ~。しかも彼方くん別に何もしてないのにその男、突然変な言いがかりつけて殴ってきたらしいじゃん。ほんと最低だよね!」
「そ、そうなんだ……」
「おはよう!雪菜」
「おはよう」
「ねぇ、聞いた?昨日大変だったらしいよ!」
「え?何が?」
昨日?大変?
「彼方くんが他校の不良男子に絡まれて、殴られたんだって!!あのキレイな顔に傷付けるなんて、ほんとひどいよね~!」
「え……」
どうやらさっそく昨日の出来事が噂になっているみたい。さすが人気者な彼のことだけある。
「なんか朝見たら顔に絆創膏貼っててさ。痛々しくてかわいそうだったよ~。しかも彼方くん別に何もしてないのにその男、突然変な言いがかりつけて殴ってきたらしいじゃん。ほんと最低だよね!」
「そ、そうなんだ……」