恋いじめ 【RÅ×流希 コラボ】


明菜がさっさと真衣の方まで走っていく足音を、耳で聴いていた


…だから、明菜は…
あんなにも 協力的だったんだ…

椅子に座って 机に俯せた


真衣は 幸せに なれない。
 …そんなの、嫌だ

私は明菜に着いていくべきだった…
真衣に何かあったらどうしよう…。

そう思うと、涙が溢れた


少し経って 真衣のいる屋上に通じる廊下。
そこで、誰かとぶつかった

『…痛っ…』

「あ、玲…」

顔をあげると、真衣だった。

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