キャバクラ黒服体験…トキメキ
アンパンマンはテレビとの接続が一本外れていただけだった…
ちゃんとできるか確認しながら、
『子供は何歳なん?』
と聞いた…
『三歳よ〜』
『今はどこにいてるん?』
『ばあちゃんち〜明日朝迎えに行くね〜ん』
『ふーん、大変やなぁ〜』
と、次第に冷静さを取り戻しながら、話した…
レイカが、
『はい!』っと
そばにあったテーブルに焼そばを置いた…
『えっ!』
私はおどろいた…
初めて入った女の家で、それもレイカの手料理なんてもったいない!
感激でたまらなかった…
『ありがとー!いただきまーす』
『レイカは食べないの?』
とレイカを見ると、缶ビールを飲んでいた…
『あたしはたべないの〜』
またあの、はにかみの笑顔でビールを飲み干した…
私は聞いてみた…
『何で俺なん?家に入れてよかったん?』
レイカは、
『だって鈴木っち〜やさしいもん…』
『それに…』
少し間を置いて、レイカは横に座ってきた。
『あたしな、今、淋しくて死にそうなんよ…』
物悲しい雰囲気のレイカの表情は、いとおしく感じる…
何よりレイカの部屋でレイカと二人っきりでいることが、とにかく夢か?思うくらい信じられなかった…
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