キャバクラ黒服体験…トキメキ
それからというもの、毎日が輪をかけて楽しくなった。
店では今までどうりレイカとは知らないふり…たまに目が合うと、にやけてしまうのを押さえるのに必死だったが、それがまたスリルあって面白かった。
ふとカウンター内ですれ違いざまに、わざと足を触ったり、控え室で二人きりになれる様に合図送ってみたり、一秒でも抱き合えるチャンスがあればいちゃいちゃしていた。
その頃クリスマスから年末で、忙しい毎日から続いていた…
レイカもいつのまにか、売り上げトップの座を維持していた。
俺の女は、ナンバーワンの女だ!
私は優越感もあるが同時に誰かに言いたくても言えないはがゆさもあった。
たまに暇な時、キャッチにでる…。レイカがキャッチにでると、何もしなくても、客がレイカに話し掛けてくる。そんなレイカが私は気が気でなかった…。
レイカもそんな私の不安を楽しんでる様にも見えた…
レイカは人の気持ちを感じとるのが敏感で、男心もよく知っている。男をかわすのも上手だ。
ラウンジレディが天職の女だ。
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