キャバクラ黒服体験…トキメキ
不安が一気に襲い掛かる中、ビルのネオンが目に飛び込んだり、他の店だろうか?綺麗なおねーさん達の姿…
自分が少しはずれた道に踏み込もうとしてるワクワク感や、俺ははカッコいいんじゃないか?という自分でもびっくりする程の感覚が生まれていた…
カチコチになりながら、店のドアを開けると、店は準備中だった。
マネージャーが
『おはよう』
私も
『あっ、おはようごさいます』
マネージャーがもう一人の私と同じ年くらいの男に私を紹介してくれた…
その男は
『谷です、よろしく!』
『あっ、鈴木です、お願いします』
カチコチな私だった…
おはようという挨拶は新鮮だった…
夜なのに¨おはよう¨
少しいい気分だった…
谷さんは親切で本音で話してくれる、信用できそうな男だった…
店での振る舞い方、営業中は女の子の影武者的に動く…きつい事もゆわれるが、営業中はあたりまえ。女の子のおかげて店には金が入る。お水の基本を1から10まで教わった…。
バッタバタに動き回ってへとへとになり、閉店後マネージャーが
『鈴木さん!送り出て〜そのまま上がり〜』
と、叫んできた。
送りとは女の子を家まで送り届ける事だ…
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