臥薪嘗胆の主



「なんで殺したんだ…日向…っ!!」





日向のシャツを掴んでも、日向は真顔で僕を見下すだけ。






「お前が守れなかったのが悪いだろ?…死んだのはお前に関わったヤツら。」







僕が守れなかったのが悪い?






死んだのは、僕に関わった“だけ”の人たち。










「僕が、悪い…」











「己を憎め。恨め。」








日向は、僕の耳元でそう囁いた。









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