臥薪嘗胆の主




「すみません、アイビスの者ですが…」





依頼者らしき人が約束の場所にいた。







「え?応援ですか?」





依頼者は不思議そうに俺たちを見た後、現場らしき路地裏に入って行った。







「とりあえず行くか…」







「はい。」






応援ってことは、先にアイビスの誰かが来たってこと。






一体誰が…









「すみません、わざわざ来て頂いて…天霧さん。」








…天霧…?










「……」







いや、夜さんなのか…?








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