臥薪嘗胆の主
藍染side
「藍染、僕今何やってると思う?」
─2年前。
barの店主と、客という形で出会った。
「お前のその顔ならどうせホストとかだろーよ。」
「ははっ!僕がホストなんてやれると思う?」
確かに夜は優しすぎるくらいで、ホストは向いてないか。
「え~、じゃあなに?」
そう聞くと、夜は俺と水で乾杯した。
「…アイビスの社長。」
「…っごほ、な、夜、マジか?!」
アイビス
それはここ何年かでこの街の2代組織の中の1つに入ったという会社だ。