臥薪嘗胆の主




夜side





「……」




ここ数日、来ない。







「…そろそろ、か。」







…この傷さえなければ、こんな所すぐにでも…










「夜、見てなよ。…お前が会いたくて仕方がなかった子が…来るから。」








日向の指差す方向から飛んでくる光。









「…あれは…まさか、日向っ!!」









あの龍神は……







「楼の…」









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