臥薪嘗胆の主



「俺は稜真。社長なら今寝てる。」




夜さん、寝てるんだ…。





「俺は八雲 楼です…、あの、ここは…?」






見た感じ医務室っぽい…?








「アイビスの医務室。そろそろ鈴音が帰ってくる。」





鈴音…夜さんが電話で話してた人だ。










「たっだいま〜!」







医務室のドアが開き、女の人と男の人が入ってきた。









「この子が楼くん?!かっわいーい!若ーい!」









「え、あ、あの…」






急に抱きつかれて、思考停止した。









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