臥薪嘗胆の主




『…殺してやる。』






私は逃げた。






そして新たなる宗明の血を継ぐ者…夜に憑こうとした。







でも…








『主様。』








アイツは いつも 私の居場所を……













「…うっ、く……ママ…パパ……」







そんな時、幼い楼に会った。







その目はまだ、宗明には程遠い。








でも…ならないなら、してしまえばいい。











久遠side end









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