臥薪嘗胆の主




「ここはアイビス。君と同じ境遇に立った子が稜真の他にあと二人いる。」





アイビス…聞いたことがあった。




謎の能力を持つ組織。




この街の3代組織の1つで、その社長は……綺麗な白髪だと。








「君の能力は、人助けの為に使うんだ。」







その日から俺は、アイビスに入った。







人を助けたい。





1人でも多くの人を。











…そして、












「…夜さんを救いたい。」













紫水side end







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