臥薪嘗胆の主




「蒼月…」





女の子がそう言うと、紫色のオーラを放った龍神が現れた。







“おお…蒼月ではないか…!”







“紅月!会いたかったよ。”








「紅月、まさか…」








“ええ、蒼月こそ私が探し求めていた双月…。”









龍神同士が知り合いなんてこと、あるのか…。

















「…もう死ぬなんて考えちゃダメだよ。」








色々驚くこともあったけど、この一連の事件は無事終わった。……と思われた。













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