臥薪嘗胆の主
「千流さん、これおつかいメモです。」
…あと、何故か千流さんはよくおつかいを頼まれる。
「はいよ~。あ、楼も行こ?」
グイッと手を引っ張られ、振り返ると夜さんも頷いてたし行くことにした。
「今日は天気いいねぇ。」
そう言えば、思えばいつも千流さんってニコニコしてるな…。
「そうですね…暑いくらいです。」
それから少しの沈黙が続き、スーパーについた。
「え~と…あぁ、これこれ。」
千流さんはメモを見て次々カゴに入れていった。