臥薪嘗胆の主




「……お母さんが……亡くなった。」





学校帰り、いつも明るい部屋が真っ暗で…おかしいと思った。







「なんで…?!」






朝はすごく、元気だったのに。









「お母さんは元から体が悪かっただろう?…何かが影響して、発作を起こし亡くなった。」










「ウソだ…」









「…千流、本当なんだ。本当に「うるさい!!」








子供だったから、受け入れられなかった。







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