臥薪嘗胆の主




「…そんなに泣くな楼。鈴音はあんなだが腕は確か「あんなとはなによあんなとは。失礼ね~紫水。」







医務室が開いた。ということは…







「もちろん無事だよ。楼くん、安心して?」







楼を宥めるように背中をさすり、鈴音はハンカチを渡した。









「…っありがど、ございます…」







いくらなんでも泣きすぎだろ…ってくらい泣いてたけど、無事と聞いてやっと涙が止まってよかった。











夜side end







< 78 / 225 >

この作品をシェア

pagetop