臥薪嘗胆の主




でも俺は、その顔をどこかで見たことがあった。





…どこかは忘れたけど、なにか気になって話しかけた。







「ふ~ん。じゃあうちに来るかい?」







俺は居場所を作ろうと、必死だったのかもしれない。









「…ああ。」








その日から俺は、今まで社長と共にいる。






もう何年の付き合いか…。













稜真side end








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