トラウマの恋
それから3ヶ月、、
とても幸せで、彼を大好きになった。
3つ上の彼は副店長ということもあって
毎日とても忙しそうだった。
お休みはなかなか合わなかったけれど
仕事帰りに彼の家に寄って
ご飯を作って一緒に食べたり
夜に待ち合わせてデートをしたり
たまに合わせてくれるお休みには
ドライブやちょっと遠出をしたりなんかして、
ぶっきらぼうな彼。
素直じゃないけど本当はすごく優しい。
ある日のこと。
「別れよう。」
まさかの一言に寝耳に水状態のわたしは
彼に理由を聞いた。
「何で?ちょっと待って。」
彼は今まで見たことのない冷たい表情で
わたしにこう言った。
「何でって、
好きじゃなくなった。
ってかはじめから好きじゃなかった。」