みだらな天使

「へえ…俺に興味あるんだ?」




「なっ…!名前聞いただけでしょ?」




何なの、コイツ。




今までの男たちとは全然種類の違う男。





じっと見つめられる。




何もかもを見透かされそうで、目をそらす。



すると…





「逸らすな。」




低い…でもどこか優しい声でそう言われ…




「んっ……!!」




この私が、目を閉じる間も無くキス…されていた。




男の舌が、私の唇を割って入ってくる。



身体中に電気が走るような感覚。



そして、全身がとろけていきそうな感覚。





「…ん……はぁっ……」





ヤバい…なに、このキス。




こんなに気持ちいいキス、初めてだ…




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