You Only Live Once〜ゲイに生まれた作者の完全実話〜
「初めまして。年齢も近いですし、俺で良かったら話し聞きますよ?恋の傷は恋で癒やすしかないって言いますし、時間を掛けてお互いの事を知っていきませんか?無理なら返事はいりません。因みに、俺は男性と付き合った経験はまだありません。それでも良ければ!」


なんでしょう?
弱っていたのも相まってか
無性に彼からのメールが気になりました。


そして、
気が付くと、
返信をしている
自分がいたんです。


「初めまして!
ご丁寧にありがとうございます。
良かったらメールから色々と知っていきたいです。お返事待ってますね?」


こんな、
些細なメールから、
作者と彼氏とのやり取りは
始まりました。


一通のメールに
一喜一憂し、挙げ句の果てに
着信音まで彼仕様。


彼を好きになるまでに、
そう時間は掛かりませんでした。
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